こんにちは。
設計の中村です。
今回は静岡県浜松市にある茶室 松韻亭
建築家 谷口吉生氏による設計
1997年竣工の木造平屋の現代数寄屋建築
水平ラインの強調: 軒の高さや塀の高さを意図的に抑えることで、水平線が強調された美しいプロポーションを実現しています。
ディテールの洗練: 軒先や木製建具の見付を極限まで薄く、細く見せる「おさまり」の技術が随所に凝らされています。庭園との「切り取り」
ピクチャーウインドウ: 大きな開口部で開放するのではなく、建具によって庭園の風景を緻密に「切り取る」手法が取られています。
「内」と「外」を曖昧にする中間領域
谷口建築の真骨頂とも言えるのが、室内と庭園を繋ぐ軒下空間。
月見台の浮遊感: 庭に張り出した栗材のデッキ(月見台)は、地面から少し浮かせたような構造になっており、
建築が自然の中にそっと 差し込まれたような軽やかさを演出しています。
深い軒: 低く抑えられた深い軒が、視線を自然と水平方向(庭の緑)へと導き、
室内にいながらにして森の中にいるような包容感を与えてくれます。
象徴的な「六角形」のペンダントライト
立礼席(椅子席)の天井を見上げると、まず目に飛び込んでくるのが六角形の照明です。
父へのオマージュ: このデザインは、父・谷口吉郎氏が手掛けた最高峰の和風建築「迎賓館赤坂離宮 和風別館(游心亭)」の意匠を
継承したものです。
幾何学の美: 伝統的な和の空間に、幾何学的な六角形を取り入れることで、古臭さを感じさせないモダンな品格を与えています。

こちらの茶室は建物、日本庭園を見学しつつその空間で呈茶をいただくことができます。
日々の忙しい日常を忘れ、抹茶と和菓子で普段とは違う非日常が体験できる贅沢なひとときです。
【完成見学会開催】
2026.4.18(土)~4.26(日)まで
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