安全に安心して永く暮らしていただくために
建築は見える部分と同じぐらい、見えない部分も大切です。そして見えない部分ほど専門的な知識とその会社の姿勢や取り組みが問われることになります。
どれだけ綺麗で性能性が高くても、それが安全に永きに渡って持続しない限りは意味がありません。
そのため大幸住宅は、建物の高い耐震性、省エネ性を確保することと一緒に、劣化を防ぐことで住まい手の暮らしを永く安心して守れるよう取り組んでいます。
6つの標準クオリティ
01.設計の自由度が高い
在来軸組工法
土台・柱は岐阜県産材の桧無垢材、横架材は杉無垢材を使用しています。土台・柱は120角(120mm×120mm)、強度E90以上(ヤング係数)、含水率15%以下の無背割れ材を、横架材には強度E70以上、含水率20%以下の木材を、一本ずつ機械による強度の測定をおこなった性能表示材を使用しています。
在来軸組工法は日本に古くからある伝統工法を発展させたもので、設計時の自由度が高く、日本の環境に適した工法といえます。
02.構造計算の実施で
耐震性を確保
通常2階建て程度の住宅の場合、構造計算を行う義務がありません。その大半が壁量計算やN値計算などの仕様規定を満たす程度で強度を確保させています。しかしこの方法で行うと、強度が不足する場合が多いのも事実です。
大幸住宅は大切な家族が住む建物に対して責任を持てるよう、全棟に対して構造計算(許容応力度計算)を行った上で耐震性を確保いたします。
03.建物を基礎から守る地中梁工法
大幸住宅では建物だけでなく基礎も含めた構造計算を行っているため、地中梁工法を採用しています。
基礎の立ち上がり部分に点検用の人通口が開けられていても、地中に鉄筋コンクリートの梁を設けることで、強靭な梁が建物を地震などから守ります。
04.耐震力を永く維持する
構造金物
木造は含む水分の乾燥により収縮があります。接合部のボトル等が木材の収縮による木痩せや振動により緩んでいくことがあります。
大幸住宅では耐震座金を使用してこの緩みを防止し、接合部の耐力低下を防ぎ、新築時の耐震力を永く維持します。
05.省エネと快適さを
確保する断熱性能
断熱性能を確保することは、住宅の冷暖房費等のエネルギーコストを削減できるだけでなく、家全体の温度差が小さくなることで、そこに住まう人をヒートショックから守ることができます。
大幸住宅では国の基準である断熱性能等級5以上を標準取得し、断熱性能指数であるUA値(外皮平均熱貫流率)は平屋建てで0.44W/m2・kと民間団体が策定した基準HERT20のG2に該当する高断熱性能を実現しています。
また、断熱材は素材による優位性や劣位性を十分に理解し適正な施工をしなければ、十分な断熱効果を得る事が出来ない他、壁内で結露を引き起こし、住まいを痛めてしまうことにもつながり兼ねないため、勉強会はもちろん、マニュアルを定めて適正な施工を行っています。
06.第三者による品質管理と標準施工マニュアル
緻密に計算された図面であっても、どんなに腕のいい職人による仕事であっても、正確に施工がなされていなければ品質を担保することができません。
大幸住宅では、建築中に現場監督や職人よる確認だけではなく、専門家による5回の厳しい検査を行っています。また、「標準施工マニュアル」を定め、携わる職人の知識や経験で施工にばらつきが出ないよう、図面に載っていない細かい仕上や収まりまで統一してマニュアル化しています。
全棟長期優良住宅
自社にて構造計算実施
大幸住宅では、長期優良住宅を全棟標準取得しています。
長期優良住宅は目指すべき指標ではなく最低限担保すべき性能と位置づけ、更なる性能向上につとめています。
また、通常2階建て程度の住宅の場合、構造計算を行う義務はありません。
しかし、大切なご家族が暮らす建物に対して責任を持てるよう、大幸住宅可児工房では全棟に対して構造計算(許容応力度計算)を行い、
耐震性を確保します。