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街から公衆電話が減っているのは本当? ― 大須で見かけた一台から考えたこと

こんにちは、営業・広報の高田です。
先日、名古屋・大須観音駅構内を歩いていたら、たまたま公衆電話に目が留まりました。緑色の、あの見慣れた姿です。瞬間ふと心が動き、写真を撮りました。(今回も47歳以上のみなさまに刺さる内容になっております🙇‍♂️)

テレホンカードの角を確かめながら差し込んだ感触、長電話をする前提でポケットいっぱいに握りしめていた10円玉の重み、電話ボックスの前にできていた順番待ちの行列…。一台見かけただけで、そんな記憶が次から次へと蘇ってきました。

そういえば自分が最後に公衆電話を使ったのはいつだったんだろう、、、きっともう20年以上前になると思われます。(もしかしたら緊急時に使ったことがあったかもしれませんが)間違いなく日常生活の中から緑色のあれが登場する頻度は低くなりました。

減っているのは、気のせいじゃなかった

気になって調べてみると、2025年3月末時点での全国の公衆電話は9万6126台。前年からさらに1万4207台、率にして12.9%も減っているそうです。2002年度には約58.4万台あった一般公衆電話が、2020年度には約14.6万台まで減り、18年間で約43.9万台も姿を消したことになります。
台数だけでなく、使われ方そのものも大きく変わっていました。2002年度には約11.8億回あった通話回数は、2020年度にはなんと約0.3億回まで落ち込んでいて、1台あたりの通信回数で見ても、約2,000回から約200回へと、10分の1になっています。

あの緑色にも、歴史があった

ちなみに今の緑色に統一されたのも、実はいろいろ歴史があるみたいで。昔は赤や青、黄色の公衆電話もあったそうですが(もちろん幼い頃の記憶にあります!)、平成7年(1995年)にテレホンカード式へ完全移行するタイミングで姿を消し、今のみどり色が主流になったんだとか。あの何気ない色にも、昭和・平成・令和とつながる小さな歴史があったんですね。
そういえばピンクの公衆電話もありましたよね。あちらはお店や施設の方が設置するタイプのもので、赤・青・黄とは少し違う仲間なんだそうです。今も一部のお店で現役だと知って、ちょっと嬉しくなりました。

それでも、なくなるわけではない

スマホ一つで何でも済む時代になって、公衆電話はすっかり目立たない存在になりました。それでも災害時には今も優先的につながる、大切な役割を担っているそうです。
このまま公衆電話自体がなくなってしまうんじゃないかと少し心配になったのですが、総務省によると、高齢者の利用が多いことや緊急時に必要となることなどから、「減少傾向は避けられないが、最低限必要な数は維持される」という方針なんだそうです。

気づけばなくなってしまうもの、との付き合い方

考えてみれば、公衆電話(および公衆電話ボックス)って、意識して見ようとしなければ、視界に入っていてもなかなか記憶に残らないものですよね。今回、大須で一台を見かけたときも、探していたわけではなく、たまたま目に入っただけでした。
気づけばなくなってしまうもの、との付き合い方。日々の暮らしの中にも、そういうものがたくさんあるような気がします。見かけたらつい写真を撮ってしまいそうです。

みなさまの街には、まだ残っていますか?

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