こんにちは。
設計の中村です。
山梨県甲府市にある山梨県立美術館
建築家 前川國男氏による設計
1978年竣工の前川氏晩年の建築。
師であるル・コルビュジエから受け継いだ近代建築の思想と、前川氏独自の技術的工夫が随所に散りばめられています。
東京都美術館(1975年)や熊本県立美術館(1977年)に続く、前川氏による一連の公立美術館建築の集大成の一つ。
建築の主な特徴
赤褐色の打ち込みタイル外壁:前川建築の代名詞とも言えるワインレッドのタイルを使用しています。
周囲にある「芸術の森公園」の豊 かな緑や木々と調和し、年月を経るほどに深みを増すよう計算されています。
ピロティ構造の正面入口:ル・コルビュジエが提唱した「近代建築の五つの要点」の一つであるピロティ(壁のない吹き放ちの空間)が
導入されています。屋外の公園から館内へと滑らかに人を導く役割を果たしています。
連続するヴォールト天井と吹き抜け:エントランスロビーに入ると、アーチ状の天井(ヴォールト)が連続する
ダイナミックな高天井の吹き抜けが迎えてくれます。
上部の高窓(ハイサイドライト)から心地よい自然光が差し込み、照明の配置やデザイン、照明の光の広がり方など、
とても美しい空間です。
階段の途中の円形の照明が、階段の上り下りのリズムに合わせて軽やかさを演出しているように感じます。

美術館や公共建築のみならず、住宅にこそ照明計画はとても大切です。
昼間の明かり、夜の明かり、寝る前の明かり、それぞれのシーンで必要なところに必要な明かりを。
日常に当たり前のものとして存在しますが、住宅を建築される際は注目してみるのもおもしろいです。
【お客様の声】
【完成見学会開催】26坪の平屋の住まい
場所:岐阜県可児郡御嵩町上恵土
期間:7/4(土)~7/12(日)
【YouTube】
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