おはようございます!
設計の加藤です。
「表参道」と聞いて何を思い浮かべますか?
やっぱり、スッと思い浮かぶのは、表参道ヒルズでしょうか?
表参道ヒルズは、2006年に開業した商業施設です。
建築家 安藤忠雄さんが設計を手がけ、表参道の象徴であるケヤキ並木の景観に配慮し、建物の高さを抑えたデザインが特徴です。
館内のメインストリートは、表参道の坂道に合わせて傾斜しています。
元々はこの敷地に同潤会青山アパートという建物がありました。
関東大震災で、多くの木造住宅が焼失したことを受け、耐火・耐震性に優れた鉄筋コンクリート造の集合住宅として、財団法人「同潤会」によって建設されました。
これは、近代日本で最初期の鉄筋コンクリート造集合住宅であり、日本の集合住宅の先駆けとされています。
ここ、建築士の試験に出ます!!笑
私が社会人になって、試験勉強をしていたこともあり、安藤忠雄さんが手がけたこの施設、
特に吹抜け空間をぐるりと囲むスロープを見たくて、初めて見たときはとても感動したことを今でも覚えています。
ということで、行ってきました!
「表参道」
を通って、神社まで!
実は、冒頭で問いかけた「表参道」は、境内の正面を意味し、神社や寺院に参拝するために設けられた道のことで、「お参りする道」を意味します。
神社の参道は、単なる通路ではなく、俗世と神域とを結びつける大切な空間であり、参拝者の心身を清め、
神様に近づく準備をするための道でもあります。
ここでお勉強!
そもそもですが、「表参道」という名前の由来は、明治神宮の「表(正面の)参道」として造られた道であることにあります。
明治神宮(1920年創建)の正門に面する参道として整備され、この道が「表参道」と呼ばれ、そのまま地名として定着しました。
道沿いには、創建に合わせてケヤキの若木が植えられ、現在の美しいケヤキ並木となりました。
つまり、日本の近代を代表する神社の一つである「明治神宮への正面の道」として誕生したのが「表参道」なのです!
注目したいのは、その距離です!
青山通りと交差する表参道交差点から、JR原宿駅前付近の神宮橋交差点(明治神宮の入口付近)までで、
約1.1km と言われています!
長いですね!!!
参道が長い神社は、神社の格の高さや神聖さを強調し、参拝者の心構えを促す役割を果たすと言われています。
日本には、この距離よりも長い参道のある神社がいくつか存在するのです!
ということで、行ってきました!
「戸隠神社」
かなり前置きが長くなりました。笑
戸隠神社奥社は、その入口から奥社本殿まで、片道約2 kmあります!
一般車両の進入は禁止されておりますので、歩いて登る参道となっています。
往復で約4kmの道のりです!
長いですね!!!
鳥居をくぐって、ここから長い道のりです。
参道には、水が流れ、せせらぎが聞こえます。
圧巻なのが、随神門
戸隠神社 奥社へ続く約2kmの参道のほぼ中間地点に位置します。
分かりますか?このスケール感!
そして、ジブリに出てきそうな雰囲気のある随神門をくぐると、奥社まで約500mにわたって、
樹齢約400年を超える巨大なクマスギの並木道が続いています。
参道の両脇に聳え立つ並木道は、東京のビル群にも負けない迫力があります!
そして、生命力で溢れている感じがします。
写真はほんの一部です。
是非とも五感で感じてきて欲しいと思います。
視覚:高くそびえ立つ杉と、差し込む木漏れ日のコントラストが神域の荘厳さを視覚的に表現します。
聴覚:奥社へ続く杉並木の中は、独特の静寂に包まれています。様々な自然の音を愉しんでください。
嗅覚:樹齢数百年の杉やケヤキ、木々から発せられる森の香りを感じてください。
触覚:木々で太陽光が遮られ、ひんやりとした冷たい空気が肌を包み込みます。
味覚:そしてなんと戸隠は、「日本三大そば」の一つに数えられるそば処です!
戸隠山から流れる清らかな湧き水が使われた風味豊かな手打ちそばを味わってください!
ということで、、、
そばを食べに、、、
行ってません!笑
時間が無くて行けませんでした。泣
次回にまた行ってみたいと思います!
ちなみに、戸隠神社は奥社・九頭龍社・中社・火之御子社・宝光社の五社から成ります。
今回は一カ所しか紹介していませんが、戸隠山麓五社は巡りは間違いなくエネルギーをもらえます!
是非とも「表参道」から参拝して来てください!!
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