スタッフブログ

blog

文化庁

おはようございます!
設計の加藤です。

 

突然ですが、みなさんは文化庁のホームページを見たことはありますか?
(リンクを貼ろうとしたけど、規約が沢山書いてあったから辞めました笑)

 

今「〇〇庁」という文字を見ただけで、脳内のシャッターがガラガラと降りた方が約8割かと思います。笑

 

「庁」とつく場所といえば、

免許更新の「警察庁」
毎日の買い物で身近な消費税や確定申告を司る「国税庁」
あるいはニュースで聞く「デジタル庁」

 

公務員という言葉が纏う厳格さに、無言の威圧感と圧迫感を感じてしまいます。笑

 

「文化庁のHP」色々見ていると、意外と近くでこんなことしていたのかー!とか、こんなレポートが!となります。
堅苦しいイメージがありますが、良い意味で裏切ってくれます!

 

その中で私が特に注目しているのが、

 

「近現代建造物緊急重点調査(建築)」

 

というページ。

これは、日本の近現代(主に20世紀)の建築物や土木構造物は、優れた意匠や高い技術によって国際的には高く評価されているものの、総合的な価値付けがされておらず、文化財としての保存措置がほとんど講じられていないという課題がありました。

老朽化や再開発で取り壊されるケースも多いため、戦後(第二次世界大戦終結後)から20世紀末までにつくられた建築物・土木構造物の中から優れた物件を抽出し、緊急かつ重点的に調査を行うことを目的としています。

主として20世紀に造られた建築物や土木構造物について調査し、優れた建築物・土木構造物の所在地、建設年、規模、構造、現況などを集約するもので、対象年代としては1945〜2000年につくられた建築物が中心となっています。

 

……ただ、残念なことに、私の住まいである岐阜県の調査データは載っていないのです!
これは今後の更新や追加調査に期待したいですね。

 

ということで、行ってきました!

 

長野県に行きがちな私ですが、今回は近隣の静岡県へ!

 

「沼津市芹沢光治良記念館」
設計は菊竹清訓氏
私が中学生の頃に、修学旅行で行った「江戸東京博物館」は菊竹さんの設計です。
独特なフォルムは今でも覚えています!

 

入口へ向かうと、ねこちゃんがお出迎えしてくれました。

打ち放しコンクリートの力強い造形と、周囲の静かな松林とのコントラストが圧巻の一言でした。

 

人が少なかったので、ありがたいことに職員の方が、下記↓見どころを色々説明してくれました。

 

4本の塔状コアが構造を支える構成
正方形平面の四隅に塔のようなコアが配置され、これが柱として建物全体を支えています。構造・設備・動線をこのコアに集約させているのが特徴です。
それぞれのコアは方位に合わせて異なる形をしていて、南北の隅角には七角形平面のコアが2本、東西には八角形平面のコアが2本立っています。


漁具をモチーフにした照明・意匠
各階の梁下面には多数の溝が切られ、周囲の松林の松葉を思わせる意匠になっています。
階段は螺旋階段と、アイアン格子の手摺。
薄暗く、踊り場のスリットや、片持ち梁から吊られたガラスの浮玉を使った照明が海中を思わせる演出になっていて、これは芹沢の生家が網元だったことにちなんでいます。
階段そのものが「光を通す装置」として設計されているのが見どころで、インスタ映えスポットと教えてくれました!

建物自体は大きくないので、気づいたら回りきってしまいますが、個人的には、コンクリートで一体的に作っている建物全体そのものが魅力的に感じました。

コンクリートは自由な造形ができる一方で、非常に重く力強い印象を与えます。

普段、身近にある木造では出せない「量塊としての建築」を体感させてくれます。

 

 

帰り際に説明してくれた職員さんが、隣の市にも、菊竹さんが設計した建物があるよと教えてくれました。

これは行くしかないじゃないか!笑

 

 

ということで、もちろん行ってきました!

 

 

が、しかし!

 

 

長くなるので、この辺で終わりにしておきます。笑

 

 

画面上の資料や図面で見るのと、実際の建築に身を置いて体感するのとでは、やはり伝わり方が全く異なります。
今回は、あまり知られていない名作建築へ足を運ぶきっかけになりました。
自分が知らないだけですが、知らないがあり溢れているなと感じます。

 

自分の設計した建物に身を置いて体感してもらえる。

 

設計者の願いはこれにつきますね!

 


【お客様の声】

▶最新のお客様の声はこちら


【YouTube】

▶最新のルームツアーはこちら


大幸住宅では、
「暮らしを、自然を愉しむ」を大切に、
皆さまの住まいづくりをお手伝いしています。

住まいに関するご相談がございましたら、
どうぞお気軽にお問い合わせください。


各SNSでは最新の新着情報や、こだわりが詰まった施工事例なども発信しています。
私たちの家づくりの空気感をより詳しく知っていただける内容になっておりますので、ぜひそちらもあわせてご覧ください。

facebook   instagram LINE YouTube TikTok Pinterest 

この記事を書いたスタッフ

スタッフの詳細を見る

加藤貴之

加藤貴之

資料請求・お問い合わせ

資料請求・
お問い合わせ

contact

家づくりに関するお問い合わせ、設計や資金計画についてのご質問など、何でもお気軽にご相談ください。
大幸住宅可児工房の家づくりがわかる無料カタログも準備しておりますのでフォームよりご請求ください。