こんにちは。
設計の中村です。
今回は、大分県大分市にあるアートプラザ
建築家 磯崎新氏による設計
1966年竣工の大分県立大分図書館として建てられた建物をリニューアルした芸術文化の複合施設
2022年には国の登録有形文化財に登録
目を引く特徴的な部分として
建物からニュッと空に突き出した四角い中空の梁
中が空洞になっており、かつては図書館の設備配管ダクトや通路として使われていました

壁で梁を支える独自の構造
柱をなくすことで、内部に仕切りのない広大な大空間を生み出すことに成功
エントランスに入ると奥まで抜ける大空間
自然光が差し込みRC造の空中廊下があることでさらなる奥行を演出しています

プロセス・プランニング論(成長する建築)
磯崎氏が当時提唱していた、「建築は完成して終わりではなく、都市のように成長・変化し続けるもの」
という理論を形にしています
実際に、図書館から芸術文化施設(アートプラザ)へと用途を変えて生き残り続けている
迷宮のような空間
内部は、床の高さが半階ずつズレながら連続する「スキップフロア」が多用されている
視線が上下左右に抜け実際の面積よりも圧倒的に広く、ダイナミックに感じられます
階段を上り下りするたびに、採光や照明の当たり方が変わり、立体的で独創的な空間を体験でき、
内部の壁や階段の一部には、当時のデザインを再現した鮮やかなシアン(青)や赤が彩色され、
打ち放しコンクリートのグレーとのコントラストが美しい

その場所で体験、体感することのすばらしさを改めて実感した建築物でした。
【YouTube】
【告知】平屋の住まい
場所:岐阜県可児市
期間:5/30(土)~6/7(日)
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