2018年にこの分譲地が誕生し、いち早くここに住まいを構えることを決めてくださったのがI様ご夫妻でした。
私たちにとってお二人は、「かみえどの小さな町並み」プロジェクトが本格的に動き始めるきっかけとなった、思い入れの強いお客さまです。
「最初に移り住むにあたっては当然不安もありましたが、大幸住宅さんの考え方、この分譲地のコンセプトに共感した方なら、心配はないだろうと考えていました。全区画への入居を楽しみに待つ気持ちのほうが勝っていましたね」
インタビューのなかでこのように語ってくれたI様。入居から1年半以上がたった今、お二人はここでの暮らしをどう感じているのでしょうか。
上恵土分譲地、住まい手の声をお届けします。
Q1.家づくりを意識し始めたのはいつごろでしたか?
私たちの場合、結婚してすぐのころでしたね。「子どもができる前には建てたいね」と、いつも妻と話していました。 ハウスメーカーさんにお話を聞きに行きましたが、建物の雰囲気や場所、金額感などが折り合わず、なかなか決断にまで至らなくて。
そのうちに妻が妊娠したため、一旦家づくりは中断し、出産を終えてから再開しました。
その頃には子どもも成長し、ハイハイを始めていたので、元の家をいっそう手狭に感じるようになっていたんです。
それがちょうど大幸住宅さんの完成見学会に参加した2018年春ごろのことですね。
当初は建売で安く済ませようと考えていたんですが、いろいろなところを見学するうちに、自分たちの希望を叶えるには注文住宅のほうが向いているとわかりました。無垢の木や天然素材のクロスといった、自然由来の素材を使った住まいに憧れがあったんです。建売では好みに合うデザイン・素材感のものに出会えなくて。
そんなとき、たまたま妻の実家で完成見学会の新聞折込チラシを見かけました。
その家が探していたテイストにとても近かったので、一度見てみることに決めました。
見学会をおこなっていたおうちはコンパクトな建物で、デザインや素材感など、チラシで見た印象とギャップがありませんでした。
そのあと、川合のモデルハウスも見学させていただいて。すぐに大幸住宅さんを候補のひとつとして考えるようになりましたね。
Q2.なぜ家づくりのパートナーに、大幸住宅可児工房を選んでいただけたのでしょうか?
提案の内容やアプローチがおしゃれでわかりやすかったからです。
大幸住宅さんの提案は、生活動線や光と風の通り道、木の素材感をどう活かすのかがしっかり考えられていました。
家全体のイメージ図を用意してくれたこともあり、素人の私たちでも、そこでの暮らしを想像しやすかったんです。
実はギリギリまで、大手ハウスメーカーさん、別の工務店さん、そして大幸住宅さんの3社で悩んでいました。そのなかで、手づくり感があって魅力的で、
かつわかりやすい提案をしてくださったのが大幸住宅さんでした。
また、安心・安全と価格を両立できるのが、大幸住宅さんだけだったことも決め手となりました。
残念ながら他の2社では、どちらかを優先しなければならなかったんですよね。長期優良住宅の認定が受けられる家を建てていたこと、資金計画まで含めて相談に乗ってくれたことも、大幸住宅さんがファーストチョイスとなった理由です。
3社のなかで、私たちの求めるものを形にできるのは大幸住宅さんだけでした。
Q3.奥さまも同じ気持ちだったんでしょうか?
最初の時点では、価格を理由にもうひとつの工務店さんに惹かれていたようです。
私が「大幸住宅さんにしようか」と相談すると、「金額は大丈夫?」という答えが返ってきました。
私たち夫婦は、どちらかと言うと私の方がこだわりが強く、「これだ!」となったときには勢いで決めてしまうタイプなんですよね。妻はそんな私をなだめる役割をすることが多くて。家づくりでも、あらためてそれぞれのメリット・デメリットを提示して、私を落ち着かせてくれました。
ただ妻も、家の雰囲気・素材感のところでは大幸住宅さんに惹かれていたみたいです。
だからこそ、価格の問題もクリアにしてから選びたかったみたいで。資金計画の相談にも乗っていただいたことで、安心して決断できたんだと思います。
夫婦でひとつずつ不安を払拭しながらたどり着いた選択肢が、大幸住宅さんを家づくりのパートナーに選ぶということでした。
Q4.お気に入りの場所があれば教えてください。
ダイニングのテーブルに座り、テレビが置いてある側の壁面を見上げていくと、窓にたどり着きます。そこから外の景色を見上げるのが大好きで。
朝なら太陽の光が気持ちいいですし、夜は月が見えることもあります。
この家を建ててから、そういう静かで落ち着いた時間を大切にするようになりました。
ふとそんな話を2人でしていると、妻も同じ場所、同じ時間が好きだとわかったんです。
私主導で進んだ大幸住宅さんとの家づくりでしたが、妻もこの家での暮らしに満足していることがとても嬉しかったですね。
Q5.お二人の考える、“分譲地の良さ”とは
似た価値観を持つ方が集まって、コミュニティが作られていることだと思います。
この場所は、ただまとめて売っているだけの一般的な分譲地ではなく、「かみえどの小さな町並み」というコンセプトのもと、ひとつの大きなコミュニティとして提案されている分譲地です。
全体の統一感を出すため、各邸のあいだに塀は設けられていませんし、外観やエクステリアなどの面では、希望を叶えることに多少の縛りもありました。
けれど、そのような個性を持った分譲地だからこそ、購入しようと考える方たちは、みなさん似た価値観を持っていることになります。
ご近所トラブルが少なくない今のご時世で、このことは安心感につながりましたね。
特に私たちはこの分譲地に最初に移り住んだので、ご近所さんが引っ越してきて初めてどんな方かわかる立場でした。
それでも不安を感じることなく、ここに家を建てられたのは、この分譲地の良さがあったからだと思います。
人によっては、隣家とのあいだに塀がないこと、家づくりに縛りが生じることをデメリットだと思うかもしれませんが、私たち夫婦にとっては、とてもポジティブな印象でした。
「コンセプトでもって、お客さんの方向付けをしてくれている」という、大幸住宅さんへの信頼がありました。