こんにちは、広報の山口です。
最近、地震や大雨など、各地で災害のニュースが続いていますね。先日はこちらでも雨がひどく、水害が起きてしまいました。自然のことなので、どうしようもない部分もあるけれど…だからこそ、自分自身も環境をしっかり大切にしていかなきゃな、と改めて感じています。被害に遭われた地域が、一日も早く元の暮らしに戻れますように。
自然の厳しさを感じる一方で、自然の美しさに癒やされることもありますよね。
そんな「当たり前の毎日」のありがたさを感じながら、今回はシルバーウィークに出かけた旅のお話です
シルバーウィークは、青森県と秋田県へ2泊3日で行ってきました!
どちらも人生初上陸です✨
車で行ったのですが…なんと12時間かかりました!笑
お天気はあまりよくならなかったけれど、道中は山や田んぼ、海沿いの景色がどんどん移り変わっていって、窓の外を眺めているだけでも楽しい時間でした。
いろいろな場所を巡った中でも、特に心に残ったのが「弘前城」と「ねぶたの家 ワ・ラッセ」です。
◆ 111年ぶりに動くお城、弘前城
まず訪れたのは、青森県弘前市にある弘前城。実は今、弘前城はとってもレアな時期なんです!

弘前城は、東北で唯一、江戸時代からの天守が残るお城。その石垣が外側に膨らんできてしまい、大きな地震がきたら崩れる危険があるということで、今は大がかりな修理が行われています。
そこで、石垣を直すためにお城ごと移動させちゃったんです!壊さずにそのまま引っ張って動かす「曳家(ひきや)」という方法で、2015年に約70メートル移動。そして今年、いよいよ元の場所へ戻す「曳戻し(ひきもどし)」が行われているところなんです。約400トンの天守を、11月までに合わせて約77メートル動かすそうで、曳戻しは実に111年ぶりなんだとか!
中には入れなかったけれど、外から見るだけでも大満足。家づくりのお仕事をしている身としては、400トンもの建物を丸ごと動かす技術に、ただただ感動でした。100年に一度の瞬間に立ち会えたような、特別な気持ちになりました😊
◆ 職人さんの想いが詰まった、ねぶたの家 ワ・ラッセ
次は、青森駅のすぐそばにある「ねぶたの家 ワ・ラッセ」へ。青森ねぶた祭の魅力を、一年中楽しめる施設です。


中に入ると、実際にお祭りで使われた大型ねぶたがドーン!と並んでいて…一つ一つの迫力がすごすぎて、思わず立ち止まってしまいました。
そして驚いたのが、その造り。角材で骨組みを組んで、針金で形をつくり、その上に和紙を一枚ずつ手作業で貼って、墨で線を描いて色を付けていく…。木で土台を組んで、形をつくって、仕上げていく。これって、家の構造とそっくりなんです!


細かいところまで本当に丁寧で、どこにも妥協がないように見えて、職人さんの想いがぎゅっと詰まっているのを感じました。
しかもこのねぶた、台車を含めると重さはなんと4トン!夏の「ねぶた祭」では、20人前後の曳き手さんたちが、これを押したりぐるっと回したりしながら街を練り歩くそうです。

たくさんのねぶたの中でも、特に心に残った作品があります。
それは、当時小学6年生の子が下絵を描き、最優秀賞を取ったというねぶた。描かれていたのは、飛鳥時代の若き日の聖徳太子が、宿敵・物部氏との戦いに挑む姿です。神様の御加護を受けて、まるで鬼神が乗りうつったかのように激しく立ち向かう姿は、迫力満点でした。
そばに添えられていた作者の想いを読んで、思わずじーんとしてしまいました。
歴史の勉強の中で、聖徳太子が若いころに戦争の悲惨さや、貧しさに苦しむ人々を目の当たりにし、「争いのない平和な世の中をつくる」と決心して十七条の憲法や冠位十二階をつくったことに、とても感銘を受けたそうです。
そして、世界の戦争や自然災害で多くの人が傷つき悲しんでいる今こそ、聖徳太子のような熱い志を持って、みんなが手を取り合い、国が復興して栄えていってほしい…そんな願いが込められていました。
ただ迫力があるだけじゃなく、一つひとつのねぶたに、作った人の想いや願いがちゃんと込められているんですね。
冒頭でも書いたように、最近は災害のニュースが続いていたこともあって、この言葉がすごく心に響きました。小学生の子がこんなにまっすぐな想いを込めていることに、私も背中を押してもらった気がします。
いつか絶対、ねぶた祭を生で見て、ねぶたに込められた想いを肌で感じてみたいです!
◆ 雪国のお家で見つけた、ちょっとした発見
旅の途中で「あれ?」と思ったのが、お家の屋根。雪がたくさん降る地域のお家は、瓦ではなく、ほとんどがトタンなどの金属屋根だったんです。
調べてみると、ちゃんと理由がありました。金属屋根はツルツルしているので、積もった雪がすべり落ちやすいこと。雪はとっても重いので、屋根自体を軽くして家への負担を減らしていること。そして瓦は、水を吸ったまま凍るとひび割れてしまうことがあるんだそうです。
その土地の気候に合わせて、家のカタチも変わっていく。旅先でもついお家ばかり見てしまうのは、もう職業病ですね(笑)
美味しいものもたくさん食べて、自然にもたくさん触れて、心も体もデトックスできた3日間になりました🌿

いろいろな場所を巡りながら、ふと「その土地の気候や暮らしに寄り添った家って、やっぱりいいな」と思う瞬間が何度もありました。弘前城もねぶたも雪国の屋根も、その土地の人たちが、その土地に合わせて、丁寧に作り上げてきたもの。大幸住宅が家づくりで大切にしている「光・緑・風・地域の木」という考え方にも、どこか通じるものがあるなと、改めて実感しました。
まだまだ行ったことのない県がたくさんあるので、次もまた、行ったことのない場所へ出かけてみたいと思います♪
長くなりましたが、また一ヶ月後にお会いしましょう
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